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2017年6月7日
近年多様化するサイバー攻撃等のセキュリティリスクは中小企業にまで及んでいるものの、セキュリティ対策がパソコンへのウイルス対策ソフトの導入に留まる中小企業が多くを占めています(図1)。一方で、昨今のサイバー攻撃は、パソコンのみならずネットワークカメラや複合機等、ネットワークにつながる全ての機器が対象となっており、感染したウイルスによって企業の端末がネットワークを通じて外部のサーバーと不正な通信を行うことで、個人情報の流出などにつながる事例も発生しています。このため、ウイルス感染リスクの低減に向けたネットワークへのセキュリティ対策や、ウイルス感染時の迅速な事後対応の必要性が増しています。
また、専任のセキュリティ担当者を置いていない中小企業(図2)からは、「ウイルス対策以外にどのようなセキュリティ対策に着手すればいいのかわからない」といった声や、UTM等のウイルス対策ソフト以外のセキュリティ対策を施していながらも、「日々の不正通信のモニタリングができない」「万が一ウイルスに感染した場合の対処方法がわからない」等の声が多く上がっており、実効性のあるセキュリティ対策の運用が課題となっています。
こうした状況を踏まえ、NTT東日本では、ネットワークへのセキュリティ対策はもちろん、NTT東日本のセキュリティサポートデスクによる不正通信状況の監視・有事の際の復旧支援を提供する、「おまかせサイバーみまもり」を2017年6月29日(木)より提供開始いたします。
「おまかせサイバーみまもり」は、お客さまのオフィス内に不正通信の検知・遮断機能を搭載した専用BOXを設置することでネットワークセキュリティを強化するとともに、NTT東日本のセキュリティサポートデスクがお客さまのネットワーク環境における通信状況を監視し、不正通信を検知した場合など、有事の際にはウイルスの駆除や端末復旧をサポートします。NTT東日本がセキュリティ対策の運用にかかる業務をお引き受けするので、お客さまの業務の効率化や生産性向上、稼働削減につながります。
専用BOXを設置していただくことで、下記の機能をご利用いただくことができます。
機能 | 機能概要 |
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不正アクセスブロック (不正プログラム対策/ Webサイトアクセスブロック) |
不正な通信、プログラムによる攻撃を検知し、内部感染を早期に発見。不正Webサイト、不正URLへのアクセスを止めることにより不正プログラムによる感染、フィッシング詐欺被害を未然に防止する機能。 |
不正侵入対策 | 設定により許可された通信のみを通過させ、さらにその中から悪意ある侵入や攻撃を検知し、遮断する機能。 |
メールセキュリティ対策 | メールに含まれる不正プログラムの検知やスパム(迷惑)メールを判定する機能。 |
URL指定によるアクセス制御 | アクセス許可されたカテゴリから特定のサイトのみをブロック可能とする機能。また、ブロックしたカテゴリから、特定のサイトのみをアクセス可能とする機能。 |
アプリケーション利用制限 | アプリケーションの利用制限を行う機能。 |
不正通信の発生を検知した際には、通信状況を監視しているNTT東日本のセキュリティサポートデスクからお客さまへご連絡し、電話等により原因究明を行った上で、ウイルス駆除や端末の復旧をサポートいたします。電話等による対応が困難な状況においては、訪問によるサポートも実施いたします。
「ウイルス感染の疑いがある」、「怪しいメールを開封してしまった」、「有害なWebページが画面に表示されてしまった」等のお客さまからのセキュリティに関するお問い合わせにNTT東日本のセキュリティサポートデスクが対応します。
脅威の侵入や不正サイトへのアクセスをブロックした状況を見える化したレポートを、月1回お客さまへ提供します。視覚的に状況を把握することにより、必要なセキュリティ対策が明らかになります。
推奨接続端末台数に応じてStandardプラン※1(推奨接続端末台数50台)、Professionalプラン※1(推奨接続端末台数100台)をご用意しております。
提供エリアは東日本エリア※3です。
ほか、おまかせサイバーみまもりの提供条件については下記URLをご参照下さい。
2017年6月29日(木)
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報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。